「支笏湖日記」に見る湖畔の思い出(2)のつづき
掲載日:2021.03.03
千歳民報「支笏湖日記」の紹介2回目、支笏湖ユースホステルの続編です。
支笏湖YHパンフレットに描かれている真鍋敏忠さんの水彩画 について2月28日のブログで紹介しましたが、後日談がありますので紹介します。
この水彩画の原本は現在も支笏湖YHが所有しており、先日管理人の吉川英之さんのご厚意によりそのレプリカをいただきましたので、早速当ニュージアムに展示させていただきました。山線に関する資料だけでなく、消えゆく支笏湖の風景を何らかの形で残すことも当ミュージアムの役割かなと思っています。
サインにあります2007.5.10は真鍋さんが支笏湖YHに宿泊された際に描かれた日付けだそうです。YH周辺は早春の福寿草やカタクリをはじめいろいろな野草が咲き始めます。描かれていませんがこの絵の左側には大きなエゾヤマザクラが数本あり咲き始めた頃でしょう。
まさに”支笏湖の春”を感じる風景です。
今年はコロナ禍が落ち着いていることを祈るのみです。