王子軽便鉄道ミュージアム 山線湖畔驛 間もなく開館1周年

掲載日:2021.01.21

王子軽便鉄道ミュージアム 山線湖畔驛 間もなく開館1周年

おかげさまで当ミュージアムは今月25日で開館1周年を迎えます。

上の写真は1年前のオープニングセレモニーの様子です。40名の方々(用意できたハサミが40本)にテープカットをしていただいたのが昨日のことのように思い出されます。

和田義明衆議院議員や山口幸太郎千歳市長等のご来賓を始め、資料提供等でお世話になった関係機関の方々、支笏湖在住の方々、支笏湖小学校の子どもたちなど、多彩な方々に祝っていただきました。この光景こそが私達支笏湖・山線プロジェクト実行委員会の目指す姿であると確信しました。

「地域に愛され、地域の方々に気を止めて(気にして)もらえる施設」でありたい、私はそう願っています。SNSでの発信の効果でしょうか鉄道マニアの方も少しづつ訪れるようになりましたが、地域の方々から忘れられた施設になっては存在意義はありません。

支笏湖小学校では、毎年山線のことを学ぶ時間を設けていただいています。昨年は公立千歳科学技術大学の学生さんが制作したデジタル教科書を使った山線クイズなどの野外活動が行われました。写真2枚目はその時の様子です。

私も案内役になり「山線鉄橋の構造はダブルワーレントラス橋と言うんだよ」、と何回も復唱するとみんな覚えてくれました(その時は)。

館内でのガイドも、コロナ禍により積極的な声掛けは控えているのが現状ですが、説明を熱心に聞いてくださり、「鉄橋の役割が分かった」「そんな歴史があったの」と言って喜んでくださるととても嬉しいものです。

コロナ禍が落ち着けば観光客も戻ってくるでしょう。地域の子どもたちは、コロナ禍の終息を願ってアマビエの絵を描いてくれましたのでその絵をデザインしたのぼり旗を制作しました。支笏湖神社や商店街に立ててもらう予定です。

子どもたちは皆元気です。ふるさと支笏湖の未来を担う子どもたちに、ミュージアムを通じて山線の歴史を学んでほしいと願っています。

 

 

 

 

王子軽便鉄道ミュージアム 山線湖畔驛 間もなく開館1周年
王子軽便鉄道ミュージアム 山線湖畔驛 間もなく開館1周年
王子軽便鉄道ミュージアム 山線湖畔驛 間もなく開館1周年