新しい展示物の紹介です。
掲載日:2021.01.18
支笏湖在住の佐藤進さん(支笏湖自治振興会長)から懐かしい柱時計が寄贈されました。この時計は佐藤さんの父上が1953(昭和28)年頃、当時勤めていた札幌営林局から、勤続記念としていただいたものです。
現在の第5駐車場(氷濤まつり会場)にあった官舎の居間で永らく時を刻んでいました。昭和28年といえばすでに山線は廃止されていましたが、父上は仕事や買い物などで頻繁に山線を利用していたとのこと。佐藤さんにとっても思いで深い時計だそうです。
もう一枚の写真は、これも佐藤さんからの寄贈品で、昔木を切るときに使った窓鋸(まどのこ)と言われる鋸や原木の皮をはぐための道具などです。
このように、当ミュージアムには山線に直接関係する写真や資料だけではなく、地元の方々の思いが詰まった道具や絵画などを展示しています。いつまでも地域に愛されるミュージアムでありたいと思っています。